中でも外でも遊ぶ快適キッチン

人の生活はシンプルな方が豊かに生活できるように思われます。

立派な、カッコいいキッチンをつくると、料理しなくなります。

料理するとキッチンが汚れてしまうからです。

キッチンは観て楽しむものではなく、作業場だと思っています。

できるだけ機能的な方がいいようです。

そして、動線を短くすることです。バタバタ動き回らずに、振り向くと配膳ができるような感覚が使いやすいのではないでしょうか。

ここでは後ろが食卓テーブルで、キッチンの裏側にあり、配膳テーブルにもなります。

パーティーシンクが横にあります。いちいち立たなくても、水がそこで飲めたり、ふきんなどを洗うことができます。残った飲み物もそこで捨てることができます。

片付けも、振り向いて、流し台があり、その横に食器洗い乾燥機があります。

洗い物が苦になりません。ゆっくりと食事を楽しめます。

台所の床はコンクリートの土間になっています。

一般の床の無垢のフローリングのように、気を使わずに調理ができます。

流しの横に外のデッキに出られるドアがあります。

デッキでバーベキューなどをするときは、ここの出入りは重宝します。

そのドアを開けると、外にも流し台があります。外でバーベキューをしているときは、いちいち中に入らなくても、簡単な洗い物や段取りができます。

デッキは居間のテラス戸に面しています。

内部と外部がつながっています。

テラスから内部に入っても、そこは土間になっているので、靴を履いたまま中に入れます。

テラスでバーベキューを焼いているときに、内部の床はベンチになり、

外に椅子を持ち出す必要がありません。

バーベキューのセットや炭などは、デッキ下の基礎の収納にしまうことができます。

デッキの下や庭に降りる階段がついています。



広い庭が広がっています。

Ken Pro  建築プロデュース

建築家は魔法使いです。それまでこの世に存在しなかったものが、創造力で物質化します。 その創造力は、クライアントの要求を物語にできるかどうかからはじまります。 ただの箱をつくるか、物語をつくるか、 それはクライアント自身が決めてください。 ただの箱をつくるなら、このサイトは必要ありません。 物語を創りたいクライアントのために、建築プロデュースはヒント、あるいは仮説をご用意しました。

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