空間を考える

3次元の空間を考える上で、模型を重視しています。

私たちは平面的に考えてしまいます。平面が立体になったとき、どう感じるのか、模型をつくることで、再確認していきます。

外観の模型

実際に建てた建物

模型の段階より、変わっています。

模型の内部

実際の吹き抜け部分

窓側のキャットウォークはやめています。

スライドルーフ下の壁をやめて、筋違だけで構成されています。

模型をつくることで、明かりの入り方などを確認し、余分なものや邪魔になるものが排除され、よりシンプルで開放的になっています。



模型をつくることで、実際に作る際の難しさや容易さも把握できます。

特に屋根形状など、複雑にするとさまざまなトラブルが生じます。シンプルに勝るものはありません。


模型段階よりさらにシンプルになりました。



Ken Pro  建築プロデュース

建築家は魔法使いです。それまでこの世に存在しなかったものが、創造力で物質化します。 その創造力は、クライアントの要求を物語にできるかどうかからはじまります。 ただの箱をつくるか、物語をつくるか、 それはクライアント自身が決めてください。 ただの箱をつくるなら、このサイトは必要ありません。 物語を創りたいクライアントのために、建築プロデュースはヒント、あるいは仮説をご用意しました。

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