家づくりのポイント

家を建てることは人生の大きなイベントとなります。

住宅メーカーに行くのも良いでしょう。展示場を回ってみるのも良いでしょう。

設計事務所のHPの作品を見るのも良いでしょう。

雑誌を見るのも参考になります。


つまり、はじめにいろいろと見ることが大切です。


人は日頃、漠然と家を見ていますが、いざ、自分の家を建てようと意識すると、見る目が変わってきます。

どんな家にしようか?

と考えていくときに、ある程度テーマを絞り込んで見ていくと、より意識的になります。


例えば家の形、屋根の形状に目を向けてみましょう。

フラットの屋根、三角の(切妻)屋根、片流れ屋根など、様々な形状があります。

特に多雪地帯においては屋根の形状は雪がどこにどう落ちるのかに係わる重大な要素となります。

雪の落とし方で冬の暮らしがずいぶん左右されることになりかねません。


また、窓に注目してみることもおすすめします。

どうやって、どんな窓がついているだろう?

光がどう入って、窓からは何が見えるだろう?


そのようにあるテーマに絞って、周りの家を見たり、雑誌を見てみてください。

いろいろなことに気づき、ああ、こんなのいいな、と思う参考が見つかるかもしれません。

それらの「いいな」を写真にとったり、雑誌を切る抜いたりしてストックしておいてください。


私に設計の依頼をされるクライアントは皆さんそのように、自分のイメージがある程度固まっていました。相当に研究されてきたのだろうと、察せられます。


満足のいく家を建てるには、やはり施主自らがどれだけ家に対して思い入れがあるか、その夢を実現するために、どれくらい熱心に研究してきたか、そこが大きなポイントだと思うのです。



クライアントと住宅を見学した様子

建築中の住宅を見学


やはり、実際の建物を見学すると、自分の好みや参考となす要素が発見しやすくなるようです。


逆にクライアントの側から、こんなイメージでつくりたいと、参考物件に案内される場合もあります。

Ken Pro  建築プロデュース

建築家は魔法使いです。それまでこの世に存在しなかったものが、創造力で物質化します。 その創造力は、クライアントの要求を物語にできるかどうかからはじまります。 ただの箱をつくるか、物語をつくるか、 それはクライアント自身が決めてください。 ただの箱をつくるなら、このサイトは必要ありません。 物語を創りたいクライアントのために、建築プロデュースはヒント、あるいは仮説をご用意しました。

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