明かりを取り入れる

明かりの取り入れ方によって、建物の印象は大きく変わります。住む方の気持ちよさにも光は大切な要素となります。

上の窓は明かりとりの窓です。

中廊下で薄暗くなりがちな空間に自然光を招きます。

クリニックの受付の上部

隣に建つ調剤薬局

光を取り入れることは、夜は光を発する窓になるということです。

ガラスブロックも使い方によって効果的です。

壁も欲しいけど、光も欲しい。そんな欲張りもかなえられます。

高い位置に窓を設ける効果はふたつあります。ひとつは奥まで光が入ること。もうひとつは天井を明るくすることです。

天井が暗いと、家が暗い印象になります。天井が明るいと、それだけで開放的になります。


通常ですと、梁から上は天井裏になります。しかし、天井裏にしてしまうと、空間としてもったいないので、できるだけ天井裏を利用します。すると、光を取り入れる領域が広がります。。

明かりとりは外に面していなくても大丈夫です。光の入る空間を通して取り入れればいいのです。

吹き抜けを介して光を入れる窓は、下のリビングの様子が伝わる窓でもあります。

1階と2階でコミュニケーションができます。


浴室の天井を明るくします。


Ken Pro  建築プロデュース

建築家は魔法使いです。それまでこの世に存在しなかったものが、創造力で物質化します。 その創造力は、クライアントの要求を物語にできるかどうかからはじまります。 ただの箱をつくるか、物語をつくるか、 それはクライアント自身が決めてください。 ただの箱をつくるなら、このサイトは必要ありません。 物語を創りたいクライアントのために、建築プロデュースはヒント、あるいは仮説をご用意しました。

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