軒先をアールにする

屋根は単純な形状が良いのですが、単調になりがちです。

そこで、軒先をアールにすると、表情がまったく変わります。

模型では大屋根で考えていました。

2段の屋根にしました。軒先のアールは当初のままです。

軒先のアールに呼応して、デッキもアールになります。表情がぐっと和らぎます。

壁の凹凸を包み込む形で軒先が納まっています。壁の形なりに屋根をつくるより、シンプルになっています。

玄関周りの表情が柔らかく感じられます。やさしい表現です。

シンプルでありながら表情が出ます。

軒の照明がライトアップになります。

Ken Pro  建築プロデュース

建築家は魔法使いです。それまでこの世に存在しなかったものが、創造力で物質化します。 その創造力は、クライアントの要求を物語にできるかどうかからはじまります。 ただの箱をつくるか、物語をつくるか、 それはクライアント自身が決めてください。 ただの箱をつくるなら、このサイトは必要ありません。 物語を創りたいクライアントのために、建築プロデュースはヒント、あるいは仮説をご用意しました。

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