開放的な空間

開放的に空間を創るには、高さという要素が大切です。

通常、木造の住宅では、床から天井までの高さが2m40cmほどです。

それは、柱の長さが規格化されているためで、それを超えた高さを求めると、1階から2階まで伸びる、「通し柱」を切って使うことになり、不経済です。

こちらは木造で通常の規格柱を使っていますが、天井高は3mになっています。

少し、工夫すれば、そのような魔法は使えます。

右の開口部の高さは、設計段階ではもっと低かったのですが、木材を建て込んでいるときに、もっと高さがとれることに気づき、高くしました。

関節照明やアッパーライトで天井を明るく照らすと、空間が広がります。

室内を白で統一すると、圧迫感がなくなり、開放的になります。

Ken Pro  建築プロデュース

建築家は魔法使いです。それまでこの世に存在しなかったものが、創造力で物質化します。 その創造力は、クライアントの要求を物語にできるかどうかからはじまります。 ただの箱をつくるか、物語をつくるか、 それはクライアント自身が決めてください。 ただの箱をつくるなら、このサイトは必要ありません。 物語を創りたいクライアントのために、建築プロデュースはヒント、あるいは仮説をご用意しました。

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