アフターコロナの建築(メモ)
アフターコロナで、あらゆるものが変化すると、建築家 隈 研吾氏は語っています。
隈 研吾氏が、「挑戦してみたい」と語る、その熱意やエネルギーは創造者のものです。
逆境になり、変化すればするほど、その変化に応じたデザインが必要になるはずです。
時間から自由になるデザインということを考えているようです。
私達の建築は、時間と空間の中に存在していますが、今の建築は時間軸を除いた空間軸の中で成り立っているのかもしれません。
ですから、時間軸をもとにした建築ができれば、その姿も変化するのかもしれません。
隈 研吾氏は変われることを楽しんでいる建築家なんだと思います。
建築家は社会のOSを創っている。
社会がどういう風に生きるか、生活するか、基本的なシステム、OSを創るのが建築家の重要な役割。
コロナ後の新しいOSを創る義務が建築家にはある。
テレワークなどで、自宅で仕事をしている方が効率が上がるということもあって、家と仕事の関係性などをデザインしていく必要がある。 仕事と家庭を分けるということ自体が、とても限られた時代の生き方に過ぎない。 かなりの時代ではそんな区分がなく、生活と仕事が両立していた時代が長かった。
教育では建築の世界は優等生的な学生は、面白みがなく評価されない。クリエイティブでない、物真似とみなされる。これは他の教育と違うところ。それは建築だけの文化だ。
そこで価値転換を建築の人間はされている。 建築の上にある、型とか、その元型をどのように創造するかが求められている。 そこに理念、思想、哲学が求められる。
優等生的じゃない、脱皮(進化)ができた人間がそれを考えられる。
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